2011
雨竜O邸 page.1
木造2階建て 196.56u

遠距離設計・京都版です。
京都在住のご夫婦が、娘さんの嫁ぎ先の雨竜町に移転する計画です。
敷地は雨竜町が開発した153坪のユッタリとした分譲地です。

奥様は陶芸、御主人は園芸に費やす時間を楽しめる家、が要望でした。
外観は、シンプルな大屋根にして北国の厳しい自然から守り、内部は、
その大屋根に包まれていることを意識できるような部屋の配置と
仕切りを計画しました。お二人の生活は平屋として生活し、予備的な
セカンドリビング兼ゲストルームとして、開放的な2階を設けました。
1階は、玄関からアトリエに続く《土間空間》と、LDK・寝室・水廻りを
回遊する《板の間空間》に分けられます。

大屋根と下屋で構成した北側と、伸びやかに開放した南側の立面は
対照的です。
来春引っ越しされ、陶芸の窯が稼働し、庭の開拓が
はじまるのが楽しみです。

NEXT page
back
alkumu HP top