今までのハイライト 2003 10月


2003.10.10

 先週は、後藤美術館の1年半点検に上富良野に行ってきました。

本当は、1年点検なのですが、ハイシーズン中は余裕がないので、延々になっていたのですが、まだまだ、お客さんはかなり来てくれて、本年度の目標はほぼ達したようです。うれしいことです。

 去年6月に新館が完成し、本当の意味で1年経ち、検討箇所も話題になりました。ショップの広さと、昼食時のレストラン対応等です。
 これは、複数の観光バスが同時に来たときの問題ですが、スタッフの臨機応変な対応で何とかしのいだようです。これは嬉しい誤算でした。少し長い計画の中で検討することになりそうです。駐車場の不足は、当初から予測されていたので、今年は隣地に駐車場を拡張する計画で進んでいたのですが、申請等で手こずり、とうとうシーズン中に間に合わず、今になってやっと出来上がりました。これは本当に思わぬ誤算でした。館長が先頭に立って車の誘導をして、何とか切り抜けることができましたが、お客さんには、ご迷惑をおかけしてしまいました。来シーズンには大分解消されるはずです。
 又、計画当初からバリアフリーな美術館という考え方を心掛けたおかげか、車椅子での来館が多く、これは本当にありがたいことでした。シーズン中にも、障害者協会の方に、スロープの始まりと終わりがわかると安心できるとお聞きし、急いで対応しましたが、障害者同士のホームページでもおおむね好評のようです。

 少し狭くなった壁の角には、木のコーナーを設置してあったのですが、今回の点検で、他にも何箇所か必要そうな場所が見つかり、対応することになりました。その他にも、タモの無垢材を使った枠のまわりが、枠の変形についてゆけずにクラックが入ったり、土の付いた靴のお客さん対応など、10月中に対応することになりました。


 1番ホッとしたのは、先月の2003年十勝沖地震で、震度4あったのに、もの1つ倒れなかったことです。大切な絵を見るだけではなく、保管するのも美術館の大切な役目なので、地震、カミナリ、火事、館長対策は万全を期したつもりですが、少し結果が出て安心しました。


大雪山系に初雪が降り、これから紅葉のシーズンです。
もっとたくさんの人達に、何回も何回も、見て頂ける愛される美術館になって欲しいと思っています。


ファームトミタのドライフラワーの舎も見に行って下さい。
  
千客万来の美術館                     壁のキズ

ドライフラワーの舎


2003.10.18

 敷地が、2転3転したF研究所でしたが、琴似八軒に決まり、
地鎮祭が北海道神宮により目出度く執り行われました。
表通りから100M位入った公園のそばの閑静な住宅地の一角です。
きっと良い計画、研究のできる環境が整うと思います。

まずは、晴天に恵まれ、心も晴れやかな研究所スタッフの笑顔のスナップです。
12月の完成を目指し、工事の管理に全力を傾けることにします。