2007.9月の先週のハイライト

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07.09.20.

そろそろ、
このコーナーの名前を《先週のハイライト》から
《先月のハイライト》に変更しないと、
公正取引委員会(未だあるのかな?)に
不当表示の嫌疑がかけられてしまいそうです。

今回は、ハイライトというより
《家族》のことについてお話ししてみたいと思います。
『人類みな兄弟』という、大きな意味の《家族》もありますが、
ここでは、モットモット小さな意味での《家族》に限定してお話します。

我家には子供が4人いて、男・男・女・女の『二男二女』です。
24歳を頭に、ちょうど3学年違いなので、1番下が高1の16歳です。
3人目までは『賑やかでいいわね』などと言われていましたが、
4人目になると少し間を置いてから
『子育て大変でしょ?』に微妙に変ったりしましたが、
比較できないこともあり、そんな実感はありませんでした。

少し成長してからは、
『将来が楽しみだな』『老後は安泰ですね』などと
言われはじめましたが、未だにその見通しはありません(笑)。

義務教育が終わり始めると
(昨年で全員義務教育が終了したのですが)、
以前言われた『大丈夫?』の意味が判り始めました。
昔であれば、義務教育が終われば親の義務が終わったはずなのに、
現代日本では、義務教育が終わってからが
親の《経済的義務》が始まるようです。

今年になって、長男が社会人になると同時に結婚し、
東京の大学に行ってる次男が東京で就職を決め、
高校を卒業した長女が『日本には行きたい大学が無い』という理由で
アメリカの大学に留学してしまいました。

8月からアッという間に《三人家族》になり、
末っ子の次女が《一人っ子》になってしまったのです。
『私はずうっとここにいるからね』と言っていた次女も
『アッケがアメリカだから、私はフランスに行こうかなー』と言い出す始末。

そんな訳で、『賑やかで安泰だった』筈の我家は
『ひっそりと将来の展望も無い』

家族に解体・変貌してしまいました(どこかの国のように・・・)。

『昔はよかった』と言っている訳ではありませんが、
《昔のよさ》の一番大事なところが
《家族》のあり方のような気がしてなりません。

《個人》《自由》と一緒に
《家族》のことも考えていかなければいけなかったようです。
我家は今、その危機に面し、
改めて《家族》の再構築を始めることになりそうです。

《家》の設計ばかりではなく、
《家族の設計》のプロになる必要がありそうです。

1ヶ月振りというのに、個人的な愚痴になってしまいスミマセンです。



07.10.12.

相変わらず、ご無沙汰しております。
月@のペースを、ナントか隔週まで軌道修正して、
ホットな情報をお届けしたいと日夜奮闘しております。
そんな訳で、先週末用事で、
東京に行った時のお話を、チョットすることにいたします。

用事と言うのは他でもない、
高校の同期会に出席してきたのです。
都立上野高校といって、上野動物園と東京芸大に挟まれた、
ナントも環境に恵まれた(笑?)場所にある高校で、
男子300人女子100人の、完全な男子校でした。

その上、1年と3年は男子クラスになり、
2年の時にお情けのように全クラス男女クラスのお蔭で、
お情けのように女子と席を並ばせて頂いたような訳で、
ナントも暗ァーイ高校生活でした。
が、時間が経つと、そんな高校時代でも懐かしくなるもので、
ノコノコと行って参りました。
卒業生400人のうち97人、先生も5名参加して頂けました。
当時は、先生と生徒の隔たりは完全なものがありましたが、
40年経った今となっては、その境界がほとんど曖昧になっていました。

危うく、受付で会費を徴収されそうになった先生もいたそうです(笑)。

遠来よりの参加という名目でショートスピーチをさせられ、
冷や汗をかきましたが、そのぶん、
ビールが進んだのは云うまでもありません。
『損して徳とれ』久しぶりの《オジン格言》でした!
話題はもっぱら、《健康》・《親の介護》・《第二の人生》に尽きました。

2次会になっても人数は減らず、
カラオケのマイクを離さない女史やウイスキーのグラスを離さない
輩(ヤカラ)の出没が目立ち始めた頃に解散になりましたが、
まだ、離れるには忍びないのか、
3次会はアルコール班とノンアルコール班に分かれました。
わたしは、当然のごとく(!?)、ノンアルコール班に合流しました。

じつは、中学3年生の時に、あることで頭が上がらない女子がいて、
彼女から「染谷君はこっちよねー?」と言われ、
『当然のごとく』合流したのです(トホホ・・・)。
そうしたらナント、女子8人に対して、
男子はN君と二人だけ(ヤッター、なにが?)。
話題はさっきまでとうって変わって、人生の半生を振り返る、
味わい深―い話の連続で、本当に為になりました。
ヤッパリ、女性には勝てないな、と、シミジミ思ったのです。

パフェやソフトぜんざいを食べながらですから、
驚きです(もちろんわたしは、コーヒーでしたが・・・)。
5時から始まったので、3次会が終わっても10時前でした。
2年後の還暦の再会を約束して、三々五々に別れを告げました。


今回のもう一つの目的は、野球をやっている次男坊のが、
最後のシーズンなので、その応援も兼ねていたのです。
結果は残念ながら、明大に敗れてしまいましたが、
神宮の森で精一杯声援できました。
ちょうどこの試合の後に、ヤクルトの古田が神宮最後の試合があって、
チケット完売になり、7回から外野席の入場が始まり、
見る見るうちに満席になってしまいました。
ハンカチ王子の斉藤祐樹君でも、これにはかなわないでしょう。
夜には、息子が食事の世話になっている中華屋さんと
バイトをやらせてもらっている焼肉屋さんに挨拶に行きました。
両方の店で「Sくんは、とっても素直でいい子です」と褒められました。

嬉しいと同時に、息子の別の世界を覗いたような気がしました。
また一人、旅立つ家族に対する喜びと同時に、
一抹の寂しさを感じました。
焼肉屋さんでは、息子のお奨め料理を、腹いっぱい堪能しました。
4年間、息子を育ててくれた野球部と暖かい人々に、感謝!!!


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