2008

喜茂別O店舗併用住宅

木造2階建て　225.56�u

敷地は喜茂別の国道に面している。拡幅により、ジャガイモ倉庫を改装した店舗が取り壊されたのを期に、2階に娘さん家族が住むことになり、店を再開することを決めた。10Mの間口に、店舗と住宅の入り口を設け、尚且つ、店舗としての《顔》を確保することから、計画は始まりました。1階の床を地面から７５cm下げることにより、倉庫だった以前の店舗同様、高い天井を確保しながら、2階への階段の負担を減らすことが可能になりました。この下がる階段は、店舗という異次元の世界に入る《タイムトンネル》の役割も担っているようです。前の店で使っていた家具に合わせ『レトロ』な雰囲気を持たせました。２階の住宅は、１階の店舗に積雪の荷重を負担させないようにするための大梁を現わした大空間のLDKが確保できました。１階とは打って変わって白壁と白木の明るい雰囲気になっています。屋上には、管理のためのペントハウスが乗り、羊蹄山と尻別山を望めます。外観の色は、景観条例で決められた《ジャガイモ・ベージュ》と《アスパラ・グリーン》で構成されています。

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