2005
●澄川W邸
模型写真

澄川の高台の、さらに崖の上に建っていた家を解体・新築した。
この土地の魅力は、地下鉄沿線の街越しに見える山並みとその夕日です。
それともう一つ、以前の住まい手が丹精を込めて作った《日本庭園》です。英国人のご主人は、この庭に魅せられて、この土地に住むことを決心しました。
大宮出身の奥さんも、この土地の魅力に、懐かしさを感じたようです。
お二人の《和風好み》は本格的で、奈良・京都の建物を引用し、参考にしました。唐紙・把手も東京まで探しに行き、一生懸命描いたスケッチを見て、『この手すりは、ジャパニーズでは無いですよぅ!』と言われると、《ムカッ》として、『あんたには言われたくない』と思いましたが、良くみると、その通りの事もアリマシタ。塗り壁の見本は10種類以上作りましたが、《織羽塗り》と命名した綺麗な壁が出来ました。
そんな、バトルの末に、こんな《素敵な家》が出来上がりましたので、見て下さい。

木造2階建て
140.61u
建物外観と左側の小屋根が既存ゲストハウス 前面道路から建物入口を見る
玄関と奥にゲストハウス入口ドア 居間からダイニングを見る リビング
和室 居間から広縁・和室を見る トイレ手洗 2階寝室
階段手摺
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