敷地は、西野の発寒川河川敷公園のそばにある落着いた住宅地です。
T字路の突当たりに、東南東の道路に面し、奥の2/5程が昇り斜面に
なっています。敷地面積にユトリがあったので、北斜面を生活庭と北庭
として活かす提案ができました。母屋を南面させる為に30度ほど傾ける
ことにより、道路とアプローチを兼ねた車庫に正面を向かわない配置が
可能になり、北庭のスペースも確保できました(プロジェクト参照)。
広間を中心にした開放的なプランで、2階の北向きのプライベート
スペースも、南の高窓から1日中陽が差し込み、北庭の明るい景色を
楽しめます。エコハウスの補助事業に合わせQ値1.3をクリアし、
薪ストーブで暖を楽しみながら省エネが可能になりました。
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