2007.7月の先週のハイライト
07.07.19.
ファームトミタに行ってきました。
ラベンダーが満開でした。
彩の花畑も綺麗なストライプを描いています。
今週末が見頃だと思いますので、お見逃しなく。
まずは、写真を見てください!!!
《追記》新しいカメラを買いました。
『キムタク』の宣伝している、『アレ』です。
花の写真も綺麗に撮れています。
でも、最初の被写体は、もちろん《菊次丸》で決まりです。
リプラン取材報告です。
先週の土曜日、7月14日に2件分の撮影がありました。
午前の部は東光のSさんの家で、午後の部は東神楽のNさんの家です。
札幌を出るときには曇り空でしたが、旭川に着く頃には晴れ間が射してきました。
Sさんのお宅に着くと、早速、会生(アオイ)ちゃんが出迎えてくれました。
しばらく会っていなかったので、忘れられたかと思いましたが、
『ソメヤのおじちゃん』のことは憶えてくれたみたいで、感激でした。
挨拶もソコソコに、ST編集長が陽のあたり具合を見ながら、
『外から撮りましょう!』の一言で、カメラのTDさんが三脚を素早くセットし、
編集担当のSZさんがタイヤの移動を始める、というふうに撮影が始まりました。
会生ちゃんも片付けを手伝ってくれて、撮影に参加しました。
外観を3カット撮り終えると、中の撮影に移ります。
ストーブ廻りの小物を少し片付けて、最初のカットを撮ってから、
グルリと一周して撮影が終わったのが、12時少し前でした。
『今回はカット数を少なくして、なるべく大判の写真にするつもりです』
と聞いていた割には、結構、撮っていたような気がしましたが・・・。
11月に発売予定の《北のくらし デザインします》が、今から楽しみです。
昼食のあと、東神楽に向かい、Nさんの家に1時頃着きました。
こちらは、9月に発売予定の《キッチン特集》に掲載予定なので、内部の写真だけです。
まずは、目的の台所を見せてもらい、折角なので家を案内しましたが、
ST編集長は、Nさん方のライフスタイルに興味を感じたらしく、
『キッチンだけじゃモッタイない』と独り言をツブヤキながらキッチンの撮影に入りました。
撮影は順調に終わり、Nさんが用意してくれたジャスミンティーとお菓子を頂きながら、
食材の話から家づくりの話まで、とても楽しい時間でした。
こんなユッタリとした時間を過ごせたのも、キット、この土地の力のお蔭だと思いました。
お茶を飲み終わり、オイトマするときにST編集長が
『まだ決まっていないのですが、別の企画で使わせてもらいたいので、
その時は改めて取材させて欲しいのですが・・・』と言われ、
Nさんは目を白黒させていました。
ヤッパリ、主役は住んでいる人なんだなー、とツクヅク思いました。
そんなことで、こちらもまた、楽しみが増えそうです。
乞う、ご期待!!!
その後、旭川I邸の完成引渡しに行ってきました。
07.07.03
アッ、という間に今年も半分終わってしまいました。
ハイライトも3週間休んでしまい、
5月14日の出来事を書くのも恥ずかしいのですが
『前半終了』で終わったままなので、
思い出しながら書くことにします。
翌朝5時に目覚め(菊次丸の散歩のせいで※けっして、歳のせいではなく!!!)
名古屋のエネルギッシュな景色を見ながら朝湯を浴びてから朝食を摂りました。
]
典型的な日本の朝食でしたが(普通の日本人は毎朝こんな朝食食べていないと思うのですが、
言葉の綾で・・・)、
さすがに味噌汁は『赤だし』で決めています。
サービスの女性に「お味噌汁のオカワリは?」と聞かれ、
ついサービス精神から、「美味しいですね、お願いします」と言って、
塩分を摂りすぎてしまいました。
8:43発の『飛騨1号』に乗って一路高山を目差しました。
こういう時に、ホテルの下がJR駅というのは便利ですね。
30分前に部屋を出て、チェックアウトして、チケットを買って、売店でお茶を買って、
5分前に乗車できました。
美濃加茂市を出た辺りから、木曾川に別れを告げ、
飛騨川に沿って山に分け入ります。
よくもこんな所に道路や線路を造ったナー、
と感心するような光景が続きます。
車内のバリアフリートイレが実にコンパクトに収まっていたので、
ついシャッターを切ったりしているうちに、2時間ほどで高山駅に着きました。
今回の高山行きの目玉は、
《オーク・ヴィレッジ》という木の家具を作る集団が建築にも進出し、
トテモ気持ち良さそうな建物を創っているので、
以前から見に行きたいと思っていたのです。
駅前の酒屋さんで地ビールを買い込み、
1時間に1本という超ローカルなバスに揺られて、
山のまた山に分け入ります。小一時間で教えられた停留所で降り、
通りすがりの人に聞くと、不思議そうな顔をしながら、
『確か、看板があったナー』といって指差された方角に向かって歩き始め、
標識に従って歩いていると20分ほどで《Oak Village》と書いてある木の看板があり、
ホッとしました。
それらしい建物が見え始め、ひと気はありませんが、
なんとなくヴィレッジらしい(?)佇まいです。
外観はモダンな蔵風で、人懐っこさはありませんが、
ソロリソロリと近づき、中に入ると、ナカナカ開放的な雰囲気で、
気持ち良い空気が流れていました。
スタッフも空気に負けずに気持ち良い対応でした。
飛騨は、左甚五郎の出身地として知られ、
大工さんのメッカのようなところなので、
その影響がどのくらいあるのか興味がありましたが、
特別な名人芸で創られているわけではありませんでした。
家具の造り方には多少、影響があるかもしれません。
それにしても、家具の価格は既に、名人級でした???
食事をする施設が無いので、
お茶をしながら、奥飛騨の山を見ていたのですが、
ココの冬は、北海道よりも厳しいのではないかな?という印象を持ちました。
2時間後のバスかな?と思っていましたが、
1時間後のバスで間に合いました。
高山市内に戻り、市内見物の前に、先ずは腹ごしらえ。
日航の機内誌に秋元康が紹介していたお蕎麦屋さんを思い出し、
『駅前の』と書いてあったので捜したのですが見当たらず、
お土産屋さんで聞いたら「左に行くと消防署があるのでその先です」と言われ
6・7分歩いて消防署の廻りを捜しても見当たらず、
また、通行人に聞いてしまいました。
「あっ、つるつる亭なら、この道を行ったところです」と言われ
6・7分歩いていたら、ありました、が、
暖簾をしまうところだったので、
「機内誌を見てきたのですが・・・・・」というと、
「秋元さんのですか、どうぞどうぞ」と言われ、
ヤットお蕎麦にありつけました。
もちろん、客は一人なので、
お蕎麦がくるまで冷酒を飲みながら女将さんと四方山話をしました。
二人の息子さんが独立したのをキッカケに、
自分達が良いと思うものだけを提供する蕎麦屋をやろうと決めたそうです。
山菜やきのこや木の実を探し廻り、
美味しい蕎麦や水を求めるのが楽しくてしょうがないようです。
自家製の山菜をツマミにそんな話をしているうちに、
お目当ての蕎麦と山菜の精進揚げが出てきました。
「北海道の蕎麦もいいけど、ヤッパリ、ココの水には信州の蕎麦が合うもんで」とご主人の弁。
田舎風の蕎麦の割りには、肌理の細かい喉越しもさることながら、
啜ったあとの蕎麦の甘い香りが口いっぱいに広がり、
なんともいえない幸せ感に充たされました。
精進揚げを食べる順序も教わりながら、夢中で蕎麦を啜りました。
問わず語りの話では、長男が名古屋にお勤めしていて、
次男は食の道の修行中で、ユクユクは、店をついでくれるのでは・・・・・?
と、目を細めていました。
お勤めしている長男が、昨日の日曜日にやってきて、
屋根の萱葺きの仕事をしたい、と相談に来たそうです。
聞いてみると、萱葺きの技術を養成し、派遣しているNPO法人があって、
そこに参加したいという事だそうです。
インターネットを通して全国から依頼があり、
車1台に道具を載せて何処にでも仕事に行くとのこと、変れば変るものですね。
お酒の酔いも手伝い、
今、環境に一番優しい屋根として萱葺き屋根が見直されているという話をして、
「オランダでは、法律で萱葺き屋根の普及に努めているので、
いまに、オランダから仕事の依頼が来るかもしれませんね」などと、
たわいもない話をしてしまいました。
気が付くと3時を廻っていました。
15:42発の『飛騨14号』に乗らないと飛行機に間に合いません。
慌てて挨拶して駅を目差し、
見に行きたかった日下部家と吉島家は次回のお楽しみにとっておくことにしました。
建物を見て歩くのも好きですが、
目的をキチンと持ち、それに向かってユックリと進んでいる人たちに会うことが出来、
とても素晴らしい旅になりました。
あとは予定通り名古屋国際空港に着き、
空港内にある《宮の湯》で旅の疲れを洗い流し、
《エビフリャー+生ビール》の尾張最強コンビで旅を締め括りました。