2007.8月の先週のハイライト
07.08.21.
一週間続いた猛暑と共に、北海道の夏休みも終わってしまったようです。
《今週のハイライト》のページも、一ヶ月の長い休みを返上して再開します。
相変わらずの言い訳になってしまいますが、仕事の忙しさもあることはありますが、
私用で上京する機会が増え、ツイツイ、休稿してしまいました。
東京に行っても、アチコチ、見て歩く事が出来ないので、
HPのネタにはなりませんでした(笑)。
「次はいつ頃来るから」と次男坊に言うと
「そんなに来たって、話すことねーょ」と言われてしまいました。
そんな中にも、チョットした息継ぎの時間がありましたので、お伝えします。
聖路加病院の教会で、
パイプオルガンのコンサートがあったので、行って来ました。]
パイプオルガンの音色は、うまくお伝えできないので、
建物の写真を見てもらいながら、音色の方は想像してもらうことにします。
70年前に建てられたこの礼拝堂は、
病院のスタッフや患者さんの為の施設だそうですが、
近隣の方も、浴衣姿で聞きに来ていました。
200人くらいしか入れない小さな礼拝堂ですが、
パイプオルガンもある、本格的な教会です。
正面を含む三面にはステンドグラスが嵌め込まれているゴシック様式の建物です。
高い窓から差し込んだ光が内部を穏やかに照らし出し、
東京の真ん中の喧騒から隔絶され、まるで、
時間がココだけ止まっているような感じです。
ステンドグラスも、聖書から引用した物語ではなく、
抽象的な模様で、チョット愛嬌のあるパターンで出来ています。
キリスト教の信者以外にも開く為の配慮かもしれません。
礼拝堂に入る前のラウンジは、アールデコ様式で、
置いてある家具も、アールデコ様式で統一されていました。
《様式》が様式として存在していた《古きよき時代》を感じる事が出来ます。
今でも充分通用する様式ですが、戦後から現在に至る間に、
《様式》はファッションとしてしか機能しなくなってしまったことを、
少しサミシク感じてしまいました。
北海道以外は、まだ、灼熱地獄が続いているようです。
岐阜多治見では40.9度を記録し、
74年ぶりに日本最高気温を更新したと報道がありました。
高校野球の熱戦が、ラジオを通して伝わってきます。
北海道代表の岩駒・苫駒が一回戦で敗れてしまったせいか、
何処か、遠い世界でやっているようです。
さて、これからが北海道の後半戦です。甲子園球児に負けずに頑張りましょう!