2010.6月の先週のハイライト

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2010.06.01

先週末の土・日に上京してきました。
今回の目的は、仕事もありましたが、それは4時間だけで、
その後に、大学時代にお世話になった友人のお母さんを
囲む会に出席しました。お世話になったのは私だけでなく、
私を含め義理の(?)息子達が、9人揃いました。
もちろん、本当の息子も引率(笑)でやって来て、総勢11人の
集まりになりました。これだけでは判らないと思いますが、
集まった息子達も、なんであんなにY家に入り浸っていたのか、
理解できていないのですから、説明のしようがありません。
ともかく、何人かは、自分の家のような気持ちで住み込んで
いたのです。オヤジさんが勤めから帰ると『お帰り!』と挨拶
するのは、実の息子ではなく、《その日の》義理の息子たち
でした。風呂上がりに囲碁の相手をするのも、休日にゴルフに
付き合うのも、自分の車で送り迎えをするのも、趣味の蘭の
世話をオヤジさんと一緒にするのも、決まって義理の息子の
方でした。
そんな10人が還暦を迎え、育ての母を囲んで昔話をする会
だったわけです。いつも一緒だと思っていたはずなのに、
昔のことが脳裏に蘇り、話が盛り上がりはじめると、
『そんなこと、あったの?』『エーッ、あいつがー?』
『俺だって、こうだったよ〜』ビックリしたり、悔しがったり、
自慢したり、大騒ぎです。10人の息子たちに囲まれた
I子オバさんは、40年前を懐かしそうに思い出しながら、
只タダ、嬉しそうに頷いていました。

ということで、I子オバさんと還暦を迎えた10人の息子たちの写真です!






2010.06.18

先週は、HPで紹介したように、2つのイベントがありました。
一つは18人の建築家が、25年以上前に設計した建物の
《現在と過去》を並べた写真展です。見栄っ張りな建築家
集団ですから、もちろん竣工時より現在の方が輝いている
作品ばかりが集まりました(勿論、アルクムも・・・・・)。
それはそれでいいのですが、笑ってしまったのは、入口に
参加建築家の顔写真が展示され、それも、25年前と現在の
写真を並べてあるのです。残念なことに、25年前より輝いて
いる建築家は私も含め、いませんでした(笑)。


 
 ▲BEFORE (1985)                   ▲AFTER (2010)

 この企画の写真を撮りに行った時、一階の玄関ホールにグランドピアノが置いてありました。
 40歳から習い始めた奥さんへの、還暦祝いの贈り物だそうです。この思いやりが住まいを
 美しく長持ちさせた原動力だと感激しました。



もう一つのイベントは、3年がかりのプロジェクト『逍遥館』の
内覧会です。幸い天候にも恵まれ、たくさんの方に来て頂き
ました。8つの賃貸部分のうち、5つを開放して頂いたのですが、
見学時間は平均して1時間半ほど、中には2時間半位かけて
熱心に見て頂いたグループもいました。『集合住宅』という
ジャンルに入りきらないプログラムに、関心を持って頂けた
ような気がします。ほんとうは、1年後・3年後・10年後の
雰囲気を見て頂きたかったのですが、『寝るためのアパート』
ではなく『生活するためのアパルトマン』の息遣いを、少しでも
感じて頂ければ有り難いと思って企画した内覧会でしたが、
手応えはありました。見学者からの様々な質問に、精一杯
こたえているスタッフを見て、『内覧会をして良かった、
内覧会をさせてもらい有難かった、内覧会に来て頂き嬉しかった』
という思いに、3年間の努力が報われたような気がしました。


▲逍遥館最上階にて記念撮影!?


▲暑い中、こんなに可愛らしいお客様も見に来てくれました!
 『お父さ〜ん、ここに住みたい〜!!!』
最高の褒め言葉です☆


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