2011.05.12
前回のこのコーナーで、『５月１日に会える日が今から楽しみです』
と書きましたが、実は、４月２９日に釧路から戻ってきたのです
(私の思いこみ違いでした)。
２９日の午後に長男から『夕食を一緒にしませんか？』
という誘いがあり、ビックリしたのです。
まあ、遅くなった訳ではないので、
大喜びで応じましたが(笑)。
という訳で、昭和の日が、
陽行(ハルユキ)君のサッポロ・デヴューでした！！！
５月５日の初節句の再会を再確認して、
楽しい夕餉を終了しました。
世の中はゴールデンウィークだったようですが,
(１０日間通しのプラチナウィークの人もいたようですが？)
私は３,４,５日の３連休だったので
さしずめ、シルバーウィークといったところでしょうか？
それでも、土・日曜日にナカナカ休めなかったりするので、
今回は、ダイブ寝だめをすることができました(笑？)。
その分、朝の散歩の時間が遅くなり、
愛犬･菊次丸に迷惑をかけたこともあり、罪滅ぼしにと、
大好きなドライブに連れて行こうと思っていました。
５月３日の朝刊に石狩浜の記事が載っているのを見て、
１２年前に設計した《海浜植物保護センター》という、
難しい名前の建物のことを思い出しました。
『厳しい自然の中に立つ建物なので、どうなっているかなぁー？』
と、突然１０年ぶりの訪問(？)を思い立ちました。
天気予報ではあまり良い天気ではありませんでしたが、
思い立つと急に心配になり、出発することにしました。
菊次丸も、久し振りのドライブにルンルンしていました。
小１時間ほどで到着すると、ちょうど陽が差してきたので、
急いで、菊次丸とツーショット(？)しました。
屋根のガルバリウム鋼鈑は浜の強風に備え、
多少厚いものを使いましたが、心配していた錆は全く見られません。
外壁のレッドシダーの下見板張りは、１２年の風雪に曝され、
逆に、シルバーグレイのいい風合いになっていました。
流石に木製窓は塗装が薄れかけ、塗り替えの時期でしたが、
腐食などの傷みは見られませんでしたので、
思わず『頑張ってるね！』と声をかけてしまいました。
ドキドキしながら中に入ると、鰊番屋をイメージした小屋組みが
ホンワカした展示とあいまって、懐かしい雰囲気を醸し出していました。
オープン当初は、『バリアフリーに反する』
ということで開放されなかった展望室も、
《シンボル塔》というネーミングに変わり、
昇ることが可能になっていたのは喜ばしいことでした。
今でも《監視室》という厳めしい室名プレートが付いていて、
思わず笑ってしまいましたが、知らない人には判らないですよね。
その《シンボル塔》からの眺めは昔と変わらず、
大切な海浜植物が保護されていることが一望され、
この施設の役割が達成されていることが実感できました。
浜に出て、海浜植物を間近に見ることのできる遊歩道を、
３０分ほど潮風に吹かれながらユッタリと散策しました。
上手に歳を積み重ねた昔の恋人に、久し振りに再会したような、
なんとなく甘酸っぱい気持ちで『海浜植物保護センター』を後にしました。
菊次丸のおかげで、寿命が１２年くらい延びたかもしれません(笑)。
さて、私のシルバーウィーク(？)のハイライトは、
なんといっても５月５日の子供の日でした。
そうです、陽行君の初節句です！
この日は、長男のアパートのお披露目も兼ねて、
長男の嫁さんの御両親とうちの奥さんの両親とお義姉さんが集まり、
久し振りに賑やかなお祝いになりました。
９２歳になるお義父さんと８○？歳になるお義母さんに、
それぞれ曾孫を抱いていただいた時の笑顔が、
初節句の和やかで心温まる雰囲気を一層盛り上げてくれました。
そういえば、昨年秋にお義父さんが入院して以来、
久し振りの集合写真でした。
これからは、長男が近くに引っ越してきた(事務所から６００Ｍ)ので、
皆で会う機会を増やしていきたいと思いました。
というわけで、連休が明け、事務所に行くと、
前の『ミニ大通り』の桜が満開になっていました。
菅原道真ではありませんが、『あるじなしとて はるなわすれそ』
と一首、詠んでみたい心境でした（さくら、あんたは偉い！と）。
確かあれは、桜ではなく、梅だったと思いますが、
北海道の春は、梅も桜もチューリップも一緒ですから・・・！
まずは現状の確認・・・
位置が決まったら束を立てて、
木部を組立てて・・・
完成！
