2年前の8月にお会いし、土地探しが1年、設計が1年、工事が5ヶ月でした。
当初から2・3年後に、という話だったので、『出来てしまった』というのが実感です。それにしても、《土地の力》というものは凄いものです。
Nさん達も、アルクムも、工事の関係者も、『トトロの森』の魅力に吸い込まれたようです。もちろん、平坦な道をまっしぐらに進んだわけではありませんが、ブレはしませんでした。
納屋を残すこと、池を作ること、そんなことも、迷いながらですが実現できました。きっと、この土地に必要なことだったからだと思います。
古材を使ったのも始めての挑戦でしたが、大工さん達の腕を借りて、組み上がりました。出来上がった家は、『嫁いだ花嫁』のように、まだ少し恥ずかしそうですが、きっと、この土地の風景に馴染んでくれると思います。
まずは、Nさん達の船出に、乾杯!
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