2005
《森の家》
模型写真 建物全景 アプローチ入口のルーバー屋根と照明
地下アプローチ入口と建物 地下アプローチ 宮の森ジャンプ台の入り口のバス通りに面しています。
歩道から1M高くなった緩い傾斜の敷地には、大きな木が5本残っていました。道路からフラットに、トンネル状の通路を通り、建物の中心にある地下の玄関にアプローチします。
シンプルな切妻屋根を、足下に見える札幌の街を見るためと、大木を囲む為に、26.5度ほど曲げて、『への字』の家をつくりました。その微妙な角度が、この家に、なんともいえない柔らかさをもたらしました。大木に面して、大きな開口部を作ったので、まるで、森の中にいるようです。2階の二部屋は、外壁と同じ板を張ったので、外にいるようです。階段や建具・作り付けの家具・キッチンなども、手作りの雰囲気を残しました。静かで懐かしい空気が漂う家が、出来たような気がします。
地下1階
木造2階建
141.08u
玄関とトップライト(右上)
居間と吹抜 キッチンから居間を見る 2階ホールと「への字」の中心柱
居間吹抜の大窓 キッチン 玄関から階段を上がって居間を見る
掲載誌:「リプラン」2007.VOL.75受賞:日本建築家協会北海道支部 住宅大賞「ハルニレ賞」
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