2002
●弟子屈M邸
東京生まれの東京育ちの２人が、北海道に拠点を移し、夫は「編集」を、妻は「食」を手がかりに 情報を発信しようと計画された。 札幌での３年間の慣らし運転も軌道にのり、満を持してのスタートであったが、 完全に道東に重心を移すには、様々な難関があった。 計画中に何度も現地に行き、そこでの時間を増やしながら人との出会いも増え、 気がついたら丸２年間が経過していた。「食の営業」は保留にして、「まず基地を作ろう」と 業務資金ではなく、公庫の別荘資金で計画は実行に移されてできた建物は、外観が優先された。 あきらめていた木製窓も、２社の大きなバックアップで実現した。 未完成記念のワインと手作り料理は最高の味がした。 ヴォン・ヴォヤージュ！！（新しい船出に乾杯）
掲載誌：「北の住まいを建築家とつくろう」Vol.2
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