ドライフラワーの舎

2003
●ファーム富田＜ドライフラワーの舎＞
木造２階建て　276.66㎡
		10年前に設計した「花人の舎」の隣にあるプチショップを残しながら、「ドライフラワーの舎」として、生まれ変わる計画です。建築をアルクム、室内展示等を、フラワーアーティストであるオランダ人のレン氏が担当しました。母屋の「花人の舎」を引き立てるように、外観は納屋のようにシンプルに納めました。エントランスは、プチショップのかたちを生かしながら、トップライトやスロープを設け、魅力的なスペースを提供しました。

内部は、全て地場のカラ松張りにし、床は、レン氏がこだわった土のイメージの床材を敷きつめ、あくまでもドライフラワーが主役でした。
天窓から降り注ぐやわらかな外光が、レン氏のコンセプトである「森のピクニック」にマッチしています。