名古屋から、はるばるニセコに新天地を求めて入らした《ネオ・フロンティア》のご夫妻の住宅です。 《同世代》ということもあり、『遠距離設計?』のハンディキャップはそれほどなかったように感じます。むしろ、こちらが忘れかけていた『北海道の自然の素晴らしさ』を思い起こす機会となりました。陶芸と作農と、そして、なによりも《ユッタリとした時間》という、これからの生活に本当に必要なものだけを形にしたつもりです。そんな思いをよそに、羊蹄山は今日も穏やかな姿を見せてくれています。